2009年10月25日
これがJ1昇格の目標を持ったチームとの差…
札幌0-1仙台
崎信弘監督記者会見コメント
「仙台がJ1昇格を争っていることもあり、すごく勢いのあるゲームだった。自分たちも、今ある力をさらに伸ばしていこうとチャレンジしているが、ミスがまだまだ多かった。特に前半と、後半の途中までは、なかなかボールを前でキープできず、タメが作れない分、攻撃にかける時間が短くなった。ハファエルが入ってずいぶんタメができ、いろんな形もできたが、決めるところで決めきれないことで、試合の流れが変わった。次は天皇杯だが、(リーグ戦の)残り4試合、来年に向けて新たにチャレンジしていきたい」
Q:次の試合となる天皇杯に向けて。
「次は古田が代表でいなくなるが、いまいるメンバーでどれだけJ1と戦えるか、チャレンジしていきたい」
Q:仙台の攻撃に勢いがある中、選手はよく耐えていたと思うが、今日のゲームで得られた収穫は?
「立ち上がりに押し込まれたが、それは(札幌が)シングルボランチということで、(仙台の)両サイドの関口選手と梁選手が中に入ってプレーしてくる分、ダニルソンがなかなか握れなくなったからだ。途中で上里を下げてダブルボランチにしてから、ディフェンスの方が安定したのだが、攻撃にかかった時に、前でキリノと宮沢がなかなかボールキープできないところ、ダブルボランチにしてしまうと前の方で人数が足らなくなってしまう。そういうところでもっともっと工夫が必要だったと思う。今日も0-1で負けていた状態で、中山元気を入れて3-5-2としたが、ボールを上げればいいところを切り返して取られて(仙台の)カウンターにしてしまったり、シンプルにやればよいところで一つ仕事が多すぎて取られてしまうという、状況に応じた判断が、ゲームの中でできていない。指示されなければできないのではなく、点差やシステム変更などゲーム内の状況を考えながら、選手がプレーしていくことが必要だ。そういうところで、まだまだ判断が悪いところが多く、もっと改善していかないといけない」
Q:GKの高原選手がかなり決定機を止めていたが、彼への評価は?
「高原が活躍するということは、それだけ崩されているということ。ディフェンスだけの問題ではないが、危険なシーンがあるのにはいろいろな問題があり、そこを改善していかなければならない」
Q:サイドからのクロスは、GKとDFの間を狙うものだと思うが、密集の中に入れてしまう場面が多かった。これは狙いか?
「前半、何本かいい形で、トレーニングでチャレンジしているアーリークロスの狙いを持ったプレーがあった。そこの精度や、中に入っていくタイミング(が重要)。前半、征也が、左から一本ダイレクトで入れた場面があったが、あれも精度が良ければ決定的な形になる。あるいは前半に一本、古田が通したが、中の厚みが薄かったというところもあった。クロスはアーリークロスばっかりではなく、いろんなパターンがあるのだが、そういう意識(アーリークロス)を植え付けさせていると、どうしてもそればかりになってしまうところがある。先ほど言ったが、ゲーム状況や相手のポジションなど、いろいろなことを考えて判断していかないとならない」
高原寿康選手
「攻撃で自分たちのキープが出来ずに、特に前半は守備一辺倒のようになってしまった。前線でタメが作れなくてDFラインは結構大変だったと思う。仙台は昇格もかかっているしスタジアムの雰囲気も凄かったけれど、そこで受け身になってはいけないという話を立ち上がりからしていた。しかしやはり仙台のほうに勢いがあった。もっと強い気持ちを持って立ち向かっていかないとこういうゲームになってしまう。(失点シーンは)前で触られると防ぐのは厳しい。関口の突破の時点で止めないといけないし、中に入ってきた中原にも誰か付いてきてほしかった。(ボールは顔の横を通ったので)僕自身がもっと前に出ていたら顔に当たっていたかもしれないけれど、そのあたりを反省して次の試合に生かしたい」
上里一将選手
「自分たちが落ち着いて出来れば勝てる試合だったと思う。J2の中で最少失点の守備陣を崩すには攻撃のときに発想が足りなかったと思う。ワンタッチプレーを増やして崩せればよかったがボールの収まりどころがなかった。プレッシャーのないところでも慌ててしまっていた。周りの選手が声をかけて落ち着かせていきたかったが、スタジアム全体の歓声が凄くて試合中に味方同士の声が通らないところがあったので、もっとうまくコミュニケーションを取れればよかった」
古田寛幸選手
「本当は仙台戦に勝って気持ちよく(U-18日本代表に)合流したかったが、大事な予選なので気持ちを切り替えて行きたいと思う。押し込まれた中でも札幌にもチャンスはあった。それを決めきれなかったのが大きかった。特に前半には征也くん(藤田選手)がサイドを崩して突破して惜しい場面はあったので、あらためて最後を決めるということが大切だと思う。梁選手が中に入ってプレーすることが多く、(ダニルソンの)ワンボランチだとそのスペースを使われてしまい危険だったのでツーボランチになった。最近、日本代表の試合などでもDFの裏のスペースへのクロスで点を決めている場面が多いので、そのあたりに狙いを持ったクロスの練習をしている。あとは受け手と出し手のタイミングが合えば得点になると思う」
石川直樹選手
「自分自身インフルエンザ明けでコンディションも万全ではなかったし、スタジアムの雰囲気もあったので、チーム全体として飲まれた部分があったのかなとは思った。(途中から)ダブルボランチにしてからはゲームも落ち着いてチャンスも作れたので、DFとしてはゼロに抑えて、攻撃陣には一点取って欲しかったが、今の力の差が出た試合かなと思う。押し込まれている場面が多かったが、最後のところでみんな身体は張れていた。ロングボールを多用され危ない場面を作られても、そうなった時にどういう守り方をしていくのかいう点でチームとしてはいい経験を得られたと思うし、そういった気持ちを見せることはできたと思う。ただ気持ちだけでは抑えられない。その次の段階を自分たちは目指している。もっとコミュニケーションを取ってチャレンジ、カバーをしていかないといけない。前にボールが行った時に速い攻撃に終始してしまって、そこで奪われてまたカウンターを喰らうということの繰り返しで、マイボールになっても全体を押し上げていく時間が作れない。どこかで時間を作っていかないといけない。中盤・FWで時間を作って、たとえ取られてもまたそこから行くというのが僕たちが目指しているサッカー。今は全部のスピードが速すぎて時間を作ることが出来ない。自分たちはJ1昇格が無くなってしまったが、石崎監督は『失敗してもいい』と言っているので、積極的な失敗を増やしていくぐらいの気持ちを一人一人が持って試合に臨んでいきたい」
「次は古田が代表でいなくなるが、いまいるメンバーでどれだけJ1と戦えるか、チャレンジしていきたい」
Q:仙台の攻撃に勢いがある中、選手はよく耐えていたと思うが、今日のゲームで得られた収穫は?
「立ち上がりに押し込まれたが、それは(札幌が)シングルボランチということで、(仙台の)両サイドの関口選手と梁選手が中に入ってプレーしてくる分、ダニルソンがなかなか握れなくなったからだ。途中で上里を下げてダブルボランチにしてから、ディフェンスの方が安定したのだが、攻撃にかかった時に、前でキリノと宮沢がなかなかボールキープできないところ、ダブルボランチにしてしまうと前の方で人数が足らなくなってしまう。そういうところでもっともっと工夫が必要だったと思う。今日も0-1で負けていた状態で、中山元気を入れて3-5-2としたが、ボールを上げればいいところを切り返して取られて(仙台の)カウンターにしてしまったり、シンプルにやればよいところで一つ仕事が多すぎて取られてしまうという、状況に応じた判断が、ゲームの中でできていない。指示されなければできないのではなく、点差やシステム変更などゲーム内の状況を考えながら、選手がプレーしていくことが必要だ。そういうところで、まだまだ判断が悪いところが多く、もっと改善していかないといけない」
Q:GKの高原選手がかなり決定機を止めていたが、彼への評価は?
「高原が活躍するということは、それだけ崩されているということ。ディフェンスだけの問題ではないが、危険なシーンがあるのにはいろいろな問題があり、そこを改善していかなければならない」
Q:サイドからのクロスは、GKとDFの間を狙うものだと思うが、密集の中に入れてしまう場面が多かった。これは狙いか?
「前半、何本かいい形で、トレーニングでチャレンジしているアーリークロスの狙いを持ったプレーがあった。そこの精度や、中に入っていくタイミング(が重要)。前半、征也が、左から一本ダイレクトで入れた場面があったが、あれも精度が良ければ決定的な形になる。あるいは前半に一本、古田が通したが、中の厚みが薄かったというところもあった。クロスはアーリークロスばっかりではなく、いろんなパターンがあるのだが、そういう意識(アーリークロス)を植え付けさせていると、どうしてもそればかりになってしまうところがある。先ほど言ったが、ゲーム状況や相手のポジションなど、いろいろなことを考えて判断していかないとならない」
高原寿康選手
「攻撃で自分たちのキープが出来ずに、特に前半は守備一辺倒のようになってしまった。前線でタメが作れなくてDFラインは結構大変だったと思う。仙台は昇格もかかっているしスタジアムの雰囲気も凄かったけれど、そこで受け身になってはいけないという話を立ち上がりからしていた。しかしやはり仙台のほうに勢いがあった。もっと強い気持ちを持って立ち向かっていかないとこういうゲームになってしまう。(失点シーンは)前で触られると防ぐのは厳しい。関口の突破の時点で止めないといけないし、中に入ってきた中原にも誰か付いてきてほしかった。(ボールは顔の横を通ったので)僕自身がもっと前に出ていたら顔に当たっていたかもしれないけれど、そのあたりを反省して次の試合に生かしたい」
上里一将選手
「自分たちが落ち着いて出来れば勝てる試合だったと思う。J2の中で最少失点の守備陣を崩すには攻撃のときに発想が足りなかったと思う。ワンタッチプレーを増やして崩せればよかったがボールの収まりどころがなかった。プレッシャーのないところでも慌ててしまっていた。周りの選手が声をかけて落ち着かせていきたかったが、スタジアム全体の歓声が凄くて試合中に味方同士の声が通らないところがあったので、もっとうまくコミュニケーションを取れればよかった」
古田寛幸選手
「本当は仙台戦に勝って気持ちよく(U-18日本代表に)合流したかったが、大事な予選なので気持ちを切り替えて行きたいと思う。押し込まれた中でも札幌にもチャンスはあった。それを決めきれなかったのが大きかった。特に前半には征也くん(藤田選手)がサイドを崩して突破して惜しい場面はあったので、あらためて最後を決めるということが大切だと思う。梁選手が中に入ってプレーすることが多く、(ダニルソンの)ワンボランチだとそのスペースを使われてしまい危険だったのでツーボランチになった。最近、日本代表の試合などでもDFの裏のスペースへのクロスで点を決めている場面が多いので、そのあたりに狙いを持ったクロスの練習をしている。あとは受け手と出し手のタイミングが合えば得点になると思う」
石川直樹選手
「自分自身インフルエンザ明けでコンディションも万全ではなかったし、スタジアムの雰囲気もあったので、チーム全体として飲まれた部分があったのかなとは思った。(途中から)ダブルボランチにしてからはゲームも落ち着いてチャンスも作れたので、DFとしてはゼロに抑えて、攻撃陣には一点取って欲しかったが、今の力の差が出た試合かなと思う。押し込まれている場面が多かったが、最後のところでみんな身体は張れていた。ロングボールを多用され危ない場面を作られても、そうなった時にどういう守り方をしていくのかいう点でチームとしてはいい経験を得られたと思うし、そういった気持ちを見せることはできたと思う。ただ気持ちだけでは抑えられない。その次の段階を自分たちは目指している。もっとコミュニケーションを取ってチャレンジ、カバーをしていかないといけない。前にボールが行った時に速い攻撃に終始してしまって、そこで奪われてまたカウンターを喰らうということの繰り返しで、マイボールになっても全体を押し上げていく時間が作れない。どこかで時間を作っていかないといけない。中盤・FWで時間を作って、たとえ取られてもまたそこから行くというのが僕たちが目指しているサッカー。今は全部のスピードが速すぎて時間を作ることが出来ない。自分たちはJ1昇格が無くなってしまったが、石崎監督は『失敗してもいい』と言っているので、積極的な失敗を増やしていくぐらいの気持ちを一人一人が持って試合に臨んでいきたい」
スタメン発表(2024J1リーグ第9節vs広島 HOME[札幌ド])
スタメン発表(JリーグYBCルヴァンカップ 2回戦vs沼津 AWAY[愛鷹])
スタメン発表(2024J1リーグ第8節vs新潟 AWAY[デンカS])
セイコーマート様のコンサドーレ応援キャンペーン
今季初勝利!
スタメン発表(2024J1リーグ第7節vsG大 HOME[札幌ド])
スタメン発表(JリーグYBCルヴァンカップ 2回戦vs沼津 AWAY[愛鷹])
スタメン発表(2024J1リーグ第8節vs新潟 AWAY[デンカS])
セイコーマート様のコンサドーレ応援キャンペーン
今季初勝利!
スタメン発表(2024J1リーグ第7節vsG大 HOME[札幌ド])
Posted by Ackey at 17:18│Comments(0)
│Consadole